かめら文庫

カメラやレンズのレビュー、撮影記録、日常のことをあげています。

[ぼくのレンズ]1冊目 SIGMA 28-80mm F3.5-5.6 macro

 

このごろ日差しがとんでもなく痛く、出かけるのが億劫になります。

 

今回紹介するレンズはこちら

SIGMA 28-80mm F3.5-5.6 macro

f:id:smr-camera:20220723190656j:image

レンズ構成…7群7枚

絞り枚数…8枚

最短撮影距離…0.5m(マクロ 0.24m)

フィルター径…55mm

※Dタイプレンズです、D3000シリーズ、D5000シリーズ、D40D60ではAFが使えません

横浜のカメラ屋にて1000円ほどで入手しました。

 

まずはワイド端28mmでの作例を、使用機材はD5500。

f:id:smr-camera:20220723200625j:image

28mmということもありそこそこ広く撮影が可能。

 

次はテレ端80mm

f:id:smr-camera:20220723201039j:image

こちらは結構詰めて撮れる。

あまりパキパキとした解像はせず柔い描写に感じられる。

 

f:id:smr-camera:20220723201324j:image

また逆光では画像中央のようにゴーストも出てきます。

 

描画も特段いいわけでもないしF値も平凡。

ここまで見れば特徴もない昔の標準ズームレンズのように思えるが、80mmで使えるマクロが非常に面白い。

f:id:smr-camera:20220723201902j:image

f:id:smr-camera:20220723202134j:image

f:id:smr-camera:20220723202138j:image

最短焦点距離0.24mとあってよく寄れる、本当によく寄れる。

このレンズのマクロで一度花を撮ってみてほしい。楽しすぎて時間を忘れてしまう。

 

総評としてはこのレンズの使い所はほぼ花などの植物一択であると感じる、風景などを撮るなら他のレンズで代用したほうがいいと思う。

だが花に関しては28-80mmと花を撮るなら申し分のない範囲で、描画に関してもある程度ふんわりしているので良い雰囲気となる。そして80mmのマクロ。

軽く小さいので携帯性もよく、明るい時間の散歩にこれだけ持ってでかけるのも乙なものだ。

ボディー内モーターがあるカメラであればAFも使え、安価で1000円もあれば買えるので、とりあえず持っておきたいレンズである。

 

 

【おまけ】

このレンズ、簡単な改造で80mmでしか使えないマクロを全域で使えるようになるのだ。

f:id:smr-camera:20220723210133j:image

このようにこのレンズのマクロの距離でさらに広く使え、撮影の幅もうんと広まる。

改造方法はいずれ紹介しようと思う。今知りたい?他の人のサイトに行きなさい。